おなじみのWindows Ver3.1Jの起動画面。80386時代のOSだけのことはあり、80486(33MHz)で動作させると、この画面表示は一瞬で終わる。


■退廃的互換機趣味(其之十五) (2009/05/10)
 【Windows Ver3.1J】

 この辺りから、Windows 3.Xの時代に入ることにしよう。手始めはお馴染みのWindows Ver3.1Jである。ただのDOSシェルに毛が生えた程度、といってしまえばそれまでなのだが、出た当時は結構夢中になったものだ。特にビデオ関連。どれが早いの遅いのと、Nifty Serveのフォーラムはいつもにぎわっていたものだった。

 互換機でWindows 3.1Jを構築していた廃人は、実務というよりスピードを追求する向きが多かったので、秋葉原のDOS/Vショップでは常にデモ機上でベンチマークテストが動いていた。ベンチマークの数値を上げるためにパーツを買う。。。そういう日常が楽しかった。今の秋葉原には、当時の熱狂は微塵も無い・・・

 今回はDOS/VとしてPC DOS Ver7.0を使用した。筆者宅のHDDやFDメディアに残されていた、当時モノのベンチマークテストをインスコし、動作させてみた。今ではVirtual PCやVMWare等のエミュレータが充実しているので、わざわざ実機にインスコしなくてもWindows Ver3.1Jを動作させることは可能だ。しかし、ベンチマークテストのようなプログラムは、正常な値が出なかったり、あるいは全く動作しないことが多い。

 起動時のメロディ「TADA.WAV」は、余りにも有名。当時、事務所で朝マシンを立ち上げると、そこかしこでこの音が聞こえてきた。なお、今回はDOSベースでSound Blaster 16をインスコしておき、Windows 3.1上の「ドライバ」の項目で、サウンドドライバを追加した。その際、ボードのアドレスとDMA、IRQの情報が必要となる。

 ついでに、動画の中には当時人気だったスクリーンセーバー「After Dark」の中の、「フライング・トースター」デモ画面も掲載しておいた。Windows 3.X出たての頃は、マトモなソフトといえばスクリーンセーバーくらいしか無かったからなぁ・・・

Microsoft Windows Ver 3.1Jのプログラムマネージャ画面。ベンチマーク系ソフトのアイコンが並んでいる。

プログラムマネージャのバージョン情報画面。シリアル#とかも入っていないし、おおらかなものであった。

Windows 3.1Jのコントロールパネル。「ドライバ」の項目でサウンドドライバを追加する。しかし、DOS上で正常に動作していることが前提。

ベンチマーク系ソフトウエアで当時良く使われていたのが、この「WindSock」。バージョンは3.3。総合評価は310で、「GREAT」と出ている。VLバスを使用したビデオカードの性能が、他の項目よりも高い。80486(33MHz)としては標準的な値。

WindSockの、「他社比較」のグラフ。同じ速度、同じCPUを使っているGateway 2000 486/33の数値が276であることから、このテストベンチのバラックマシンも捨てたものでは無いことが判る。

同じくベンチマーク系ソフトとして有名だった「Wintach」の総合結果表示画面。比較しているマシンが386CPUだから、このテストマシンが突出しているのは当然といえば当然である。

Winspeed Ver1.0の結果。使用しているCPUの表示画面。

Winspeed Ver1.0の追加情報表示。Great近辺の評価となっている。

WindSock Ver2.0の表示。上記に示したVer3.3と比較すると圧倒的にショボい。。。

ついでに、スクリーンセーバーとして有名な「After Dark」のコントロール画面を掲載しておく。

動画1.Windows Ver3.1Jの起動から終了まで。80486(33MHz)で各種ベンチマークソフトを走らせると、こんな感じになる。これらベンチマークソフトは、当時(1994年)の秋葉原のDOS/Vショップ店頭で良く見受けられたものばかりだ。
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