■井荻トンネル (2008/05/24)

 今回の映像は、筆者の愛車であるFIAT 500のダッシュボードに、半ば強引に取り付けたデジカメを車載カメラとして撮影した動画である。場所は杉並区にある環八の全長1,263mに及ぶ巨大トンネル、井荻トンネルだ。

動画1.環八北上(その1) 四面道編
パート1は環八と中央線との交差部分から四面道を通って井荻トンネルの入口まで。
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動画2.環八北上(その2) 井荻トンネル編
パート2は井荻トンネル通過編。
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 その昔、環八から笹目通りを通って新大宮バイパスへと抜けるのは大変だった。西武新宿線井荻駅付近の踏切は、開かずの踏切として有名であり、その前後に連なる交差点とも相まって、環八でも大渋滞の名所になっていたのであった。

 井荻トンネルの詳細については、こちらをご覧頂きたい。トンネル工事に先立ち、地上部分の西武新宿線との踏切を立体交差にするところから、プロジェクトはスタートした。これだけでもかなり有り難かったものだが、やはり西武新宿線の南北で環状八号線と交差している早稲田通り、新青梅街道、千川通り、旧早稲田通りといった幹線道路との交差点は渋滞を生む。そこで、これらの通りをトンネルで一気通貫してしまったのが、この全長1.2kmを越える井荻トンネルなのであった。

 このトンネル、ごく普通の自動車で走ればあっという間に出口に到達できるただのトンネルである。しか〜し、これがFIAT 500ともなると、それなりの緊張感が漂う。交差点が無い分、道路が空いていると他車のペースが速い。しかもトンネルが長いため、もし途中でエンコなんかした日にゃ、それこそ究極の恐怖を味わうことになるからだ。筆者のFIAT 500は絶好調で、トンネル内でのエンコなんてことは滅多に起こらないであろうと確信してはいるのだが、この世の中に絶対ということは無い。リスク回避の意味もあり、FIAT 500では滅多に井荻トンネルを使わず、多少時間はかかっても、地上部分を通行するようにしている。というワケで、井荻トンネルはFIAT 500乗りにとっては、ちょっとだけ緊張を要する場所なのである。

 なお、わざわざこのような映像を撮影したのは、古くはタルコフスキー監督のソ連製SF映画の古典的名作、「惑星ソラリス」の首都高速のシーン、そして最近では押井守監督の「紅い眼鏡」の同シーンがアタマにあったからだ。因みに「惑星ソラリス」の首都高シーンは、当初大阪万博でのロケを予定していたそうだ。しかし当局の許可がなかなか下りず、そうこうしているうちに万博が終わってしまったため、東京でのロケに変更した、という経緯がある。その辺の事情はこちらに詳しい。そう言えばその昔、ユーミンの歌にこ〜ゆ〜のがあったなぁ・・・

「オレンジの、トンネルの中は、横顔が、ネガのようだわ」

※高ビットレート(1800K/bps)のVGA版でご覧になりたい方はこちら。但し42MB近くあるので、クソ重いから注意。


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