3台のMicrowriter
The Microwriterである。Vintage ergonomic keyboardである。しかも3台である!この製品が3台並んで撮影されるということは、まずあり得ないであろう。それだけが言いたいのである。


■3台のMicrowriter (2008/03/18)

 Microwriterについては、本コラム「The Microwriter:Vintage ergonomic keyboard (2005/03/08)」で、既にその詳細を取り上げた。で、今回なぜまた掲載したのかと言うと、これがナント!!!3台も溜まってしまったということを示すためだ。このマシン、というか化石というか、シーラカンス的端末が、極東の島国のとある家庭に、3台もある、というコトの異常さを判ってくださる方が、一体何人いるのであろうか?筆者はそれが知りたい。

 1台探すだけでもタイヘンな苦労であった。しかし、有るところには有るものだ。世界は広い、広すぎる。ここで掲載したうちの1台は、新品デッドストック元箱付きという、あり得ない状態で保管されていたものである。

 しかし、これで驚いてはいけない。筆者は今回、この新品デッドストック元箱付きのMicrowriterをオーストラリアより入手したのであるが、これをe-Bayに出品していたオヤジは、何と20台近くを「現在でも」倉庫に保存しており、今後チビチビとe-Bayに出す、とのことなのだ。何でもその昔、その人はオーストラリアにおけるMicrowriterの販売代理店を経営していたという過去があり、当時の在庫が超超超超超不良在庫として、1989年から19年の長きに渡りデッドストックされてきたというのである。もう、何が何だかワヤクチャですな!!!

 で、筆者としては、この日本国において、3台のMicrowriterを並べて撮影できるのは、おそらく筆者だけだと確信しているのだが、もし、もしもである!4台以上を保存している方がおられたら、お手数でもメールでご連絡を願いたい。ウルトラクラスの廃人として、本コーナーでご紹介させて頂きたいと考えている。。。

3台のMicrowriterの裏面
1台をフォトショップで加工して3台に見せているのでは無いので、念のため。

元箱が残っている2台
3台のMicrowroterのうち、2台は元箱が残っている。片方はかなり状態が悪いが、もう片方は新品デッドストックという、信じられない保存状況である。

元箱に添付されたシリアル番号シール
この2台は、シリアル番号もそんなに離れておらず、ほぼ同じ時期に製造されたものと思われる。

3台のMicrowroter
左上は、元箱付きであるも、かなり箱が傷んでいるもの。中央は、オーストラリアで発掘された、新品デッドストックというあり得ない一台。そして右下は元箱無しのものである。

新品デッドストックのMicrowriter
箱から取り出したところ。発泡スチロールの緩衝材にくるまれている。

新品デッドストックのMicrowriter
セット一式。本体、ACアダプタ、取り説、ケースが格納されている。ACアダプタはイギリス仕様なので、電圧もコンセント形状も全く異なる。そのままでは使用することができない。取り説は、特殊なコード・キーボード(Chord Keyboards)を採用していることもあり、入力方法について詳細に記載したものが添付する。

元箱内部にあった謎のスタンプ
おそらく製品出荷時のチェックシートであろう。

日本で使用するための電源設備
Microwriterに付いてくるACアダプタを使用するためには、日本のAC100Vを昇圧した上に、コンセント変換アダプタを咬ませる必要がある。ここに掲載した製品は、どれもネット通販で購入したもので、千円〜二千円程度と安い。

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