CENTURY製2.5インチHDDケース
CENTURYの激安アルミHDDケース。ヨドバシで1,480円也!これ以上安いモノは、さすがに見あたらなかった。USB接続であるが、ケース側コネクタがUSB標準では無く専用になっているので、付属の専用ケーブルしか使用できない。


■2.5インチHDDケース (2006/01/21)

 某オクにて、落札者がオマケを付けてくれた。2.5インチのHDD3台である。いずれも容量20GBと、十分実用可能な製品だ。「オマケということでジャンク扱いにて」、とお断りされていたが、チェックしてみると、どれも立派に生きていた。
ヽ(´ー`)ノ

 さて、どう使ったものか。筆者的に見ると20GBもの「大容量(!)」であるからして、ThinkPad 701CSのような旧型のマシンに組み込んでも、BIOSが認識できなくてもったいない。そこで、USB接続のHDDケースに組み込み、ポータブルストレージとして使ってみることにした。

 さっそくヨドバシカメラに行き、HDDケースを物色してくる。とはいっても、購入の基準となるのは価格であり、要は最も安い製品を買ってきただけのことなんだが・・・この手のケースは多々あるが、CENTURY製のアルミHDDケースが、1,480円とダントツに安い!しかし、USBケーブルに汎用品が使用できない。おそらくはコスト削減のためであろう、ケース側コネクタは、単なるジャンパピンが並んだものとなっており、専用形状だ。USB接続用ケーブルが付属の専用品となるため、持ち運ぶ際にはケーブルも一緒ということになるが、まあ大した重さでも無いし、良しとする。それに、専用ケーブルだと、他人が使おうとしても、同じケーブルを入手しないと無理だから、セキュリティにも役立つしね、、、(と屁理屈を付けてみる。)

 HDDの組み込みは簡単で、I/F基板をHDDに接続するだけで良い。I/F基板には、「GL811E 0536ML6LT-04」と捺印された、48 PinのQFPチップが1個、搭載されているだけである。これなら安いハズだよ・・・HDDの消費電流が500mA以下であれば、1本のUSBバスパワーで駆動できる。3台の中古HDDのうち、2台はそれぞれ700mA、550mAとなっていたので除外。1台は500mAだったので、それを使用してみた。なお、500mA以上のHDDであっても、接続ケーブルにはUSBの口が2個付いているので、ダブルで接続すれば、合計1Aまで供給できる(ちょっとウザったいけどね。。。)。

 使い勝手であるが、大容量ということもあり、なかなか快適である。今まで、これも「もらい物」の、64MB USBフラッシュメモリ(容量少な!)を使っていたので、余計そう感じるのだろう。ただ、ミドルタワーマシンに接続すると、USBケーブル1本で使えるのであるが、スリムタワーやノートPCのような小型マシンだと、USBケーブル2本で電源を供給してやらなくては、HDDが回転しない。使用したHDDの駆動電流に対して、USBのバスパワーがギリギリ足りないようである。。。まあ、しゃーないねぇ・・・
_| ̄|○

HDDケースと付属の専用ケーブル
ケース本体は放熱を兼ねたアルミ製。使用できるHDDは、9.5mm厚の2.5インチHDDのみとなる。ケーブルは、ケース側コネクタ形状が専用となっているので、汎用的なUSBケーブルは使用できない。

ケースに格納したHITACHI製HDD
HDD本体にコネクタを介してI/F基板を接続するだけでOK。

I/F基板部分のアップ
安いハズだよ。I/F基板に使用されている部品は、たったこれだけ。ほとんど1Chip構成になっている。

HDDケースのコネクタ側
左側が専用形状の接続コネクタ。その隣りに、アクセスを示すLEDが搭載されている。HDDをケースに組み込むと、多少ケース内でカタカタする。まあ、仕方ないね・・・


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