Compaq ARMADA M300のバックアップ電池
ARMADA M300のリアルタイム・クロック用リチウム電池は、本体裏側の蓋の中にある。この蓋がやたらと外しにくい。バッテリはCR-2016を使用。しかし、バッテリーケースに格納するタイプでは無く、配線を直接半田付けするもの。従って、半田付け用の端子が溶接されたバッテリを用意する必要がある。


■Compaq ARMADAのバッテリ交換 (2006/01/05)

 昨年、某オクでびっくりするほど安く入手した、Compaq ARMADA M300のバックアップバッテリを交換する。元々、チョー激安で入手したものなので、メイン/バックアップの両バッテリは、完膚無きまでに死んでいたのだ。これだと、OSの起動時に、いちいち日付を設定しなくてはならず、煩わしいことこの上無い!
ヽ(`Д´) ノ

 ARMADA M300のバックアップバッテリは、本体裏面の目立たない蓋の中に格納されている。この蓋、猛烈に外しにくくて参った・・・ようやく開けてみると、バックアップ用リチウム電池は、一般的なCR-2016なれど、半田付け用の足が付いているタイプだった。。。
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 コスト削減か、それとも接触不良を避けるためか、M300のバックアップバッテリは、バッテリーホルダー搭載タイプでは無く、バッテリに直接ケーブルを半田付けするタイプであった。元々、法人相手のリース用マシンということもあり、バックアップバッテリーが死ぬ時が、マシンの償却完了という考え方なのだろう。このタイプのバッテリは、半田付け用の端子がスポット溶接されている、若干特殊な仕様となっている。しょうがないので、久しぶりに秋葉原へ、バッテリー探しの旅に出た。

 この手の部品は、やはり秋葉原ラジオセンター、通称ガード下で探すのが一番。さっそく、その昔Psion用のバッテリを扱っているショップを訪れたが、あいにく足付きタイプは在庫していない。その後、いくつかお店を教えてもらい、ようやくCR-2032の足付きを入手できた。しかし、これでは厚すぎて格納できない可能性もある。結局、同じく秋葉原ラジオセンター内にあるショップで、松下製のCR-2020(VL2020)を購入する。CR-2016よりも少し厚くなるが、微妙な差なので大丈夫だろうと考えた次第。

取り外したバックアップ用バッテリ
基板本体とは小さなコネクタで接続するようになっている。バッテリ全体は熱収縮チューブにより絶縁処理が施されている。

秋葉原で探してきた同等品
普通のCR-2016であれば、100円ショップでも入手できるが、半田付け用の端子が溶接されたタイプは、なかなか入手しづらい。秋葉原で数件回って入手できたのがコレ。左側はCR-2032で、厚いために格納できなかった。右側は松下製のCR-2020。品番はVL2020で、CR-2016よりもちょっとだけ厚いタイプ。これであればギリギリ本体に納めることがでる。共に秋葉原ラジオセンター内で購入。

松下製VL2020のアップ
電圧は+3V。基板にマウントするよう作られているので、足の部分をニッパで切断する必要がある。

出来上がったバックアップバッテリ
今まで使用してきたバッテリから、コネクタ配線を取り外し、新たに購入したバッテリへ半田付けして、作業終了。


 バッテリの交換は、先ず今まで使用してきたバッテリから、配線とコネクタ部分を外すことから始める。次に、今回購入してきたCR-2020の半田付け用端子に、配線を半田付けする。最後に、ARMADA M300本体に格納して終了!部品さえ手に入れば、作業そのものは至って簡単である。

 その後、どうしてもCR-2016の足付きバッテリを入手したくて、秋葉原を再度探索してみた。前回訪れた際に定休日であった、ラジオデパート3階のバッテリ専門ショップ「稲電機」に、求めていたものとドンピシャリなものが在庫されているのをハケーンした!このバッテリは、SANYO製、ML-2016という型番である。しかし、さすがは秋葉原!すっかりフィギアと同人誌と萌えの街になってしまったようであるが、こういった基幹部品の品揃えは、まだまだ健在である!
ヽ(´ー`)ノ

苦労の末、ようやくハケーンしたCR-2016版
探してはみるものだ。東京ラジオデパート3階にある電池専門ショップ「稲電機」にて、ようやくSANYO製CR-2016版足付きバッテリをハケーン!!!これであれば、ARMADAのバッテリ室に余裕で納めることができる・・・


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