「もえたん」表紙
ハァ、ハァ・・・・ってか???
(´ヘ`;)


■もえたん!!! (2005/09/22)

 予めお断りしておくが、筆者はアニヲタ即ちアニメオタクでは無い(少なくとも現時点では。過去は問うな!)。ましてや、フィギアヲタでも、コスプレマニアでも同人誌ヲタでもコミケファンでも無い!!!まぁ、多少はパソコンヲタかもしれないが、それも付き合い程度である。どうも、こういう商売をし、通常よりちょっとばかり濃い記事を書いてると、妙な誤解をする方が多くて困る。世間一般で見た波多利朗のイメージとは、でっぷりと太った色白の小男で、フケだらけの髪を七三に分け、度の強い眼鏡をして、ショルダーバッグをパンパンに膨らませながら、ふ〜は〜息をして歩き、甲高い声で早口に喋る人物と思われているみたいだ。まぁ、実物をご存じの方は、笑って流してください・・・
(´ー`)у-〜

 でもって、このような本を取り上げると、そのイメージもなおのこと一層強調されてしまうというものなのかもしれないが、ハッキリ言ってこの本はハンパじゃなく面白いんだな、これが!一言でいえば、大学受験用の英単語集である。表紙がいかに「アニヲタ」していようが、これは受験参考書なのである。しかしだな、「萌え」はすっかり一般に定着し、平成の文化とも言える現象にまで成長しちまったワケなのだが、ここまで来るとは。。。。
_| ̄|○

 アニヲタ的外見とは裏腹に、本書の内容は妙なところで真摯である。大学受験に必須となる英単語が掲載されている、ということでは、出る単、シケ単と変わらないのであるが、本書の一番の特長は、その引用文だ。まあ、詳細は買って読んでみてほしいのだが、とにかくうまいところに目を付けた。企画の勝利だね、こりゃ!もちろん、世の一般的なアニヲタが、いかにも喜びそうな「萌えキャラ画」も、掲載されている。
ヽ(´ー`)ノ

 本書の帯には、各関係誌の「絶賛評」が掲載されている。「今までの参考書のイメージを覆す画期的な一冊(コミック電撃大王)」、「こんな時代にだれがした!?(とらのあなWebSite)」と書かれており、結構笑える。三才ブックス刊。税別1,143円。本当に「こんな時代に誰がした!?ヽ(´ー`)ノ」と叫びたくなる、筆者オススメの一冊である!
ヽ(`Д´) ノ

「もえたん」裏表紙
帯に「謎の予約が殺到!!」とある。本書そのものが巨大な謎なのだが。。。

 ついでだから、どんな引用文が掲載されているのか、いくつかピックアップしてみる。全編、こんな感じである。しっかし、良く考えたもんだと、深く感心・・・!!!

・股間に装着された中華キャノンが、オレの最終兵器だ!
・第二次世界大戦時の戦艦を改良して、宇宙を航行できるようにした。
・対話型航行コンピュータが狂った原因は、命令の矛盾だった。
・このアニメの画がなめらかに動いているのは、第一話の前半15分だけだ。
・秋葉原で当たり前となっている光景は、世界的に見ても異常だ。
・たいていの科学戦隊は、5人の隊員から成っている。
・ムダな知識こそ、ヲタクの誇りだ。
・社会問題を調査していると、なぜかいつも宇宙人の仕業という結果が出てしまう。
・拾ってきたパソコン上で、未知のオペレーティングシステムが動いていた。
・最終兵器の使用確認をお願いします!

 合掌!


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