トリビュート・トゥ・サンダーバード ジャケット表面
渋谷駅前に着陸するサンダーバード1号を描いたジャケット。このアルバムの内容全てを、この絵が物語る!
ヽ(´ー`)ノ


■トリビュート・トゥ・サンダーバード (2005/09/19)

 昨今のサンダーバード・ブームに乗じて、多くの関連グッズが発売されてきたが、トリビュートCDというのは珍しい、というかカルトである。その名の通り、サンダーバードのテーマをモチーフに、様々なミュージシャンが多種多様なアレンジを加えて出来たアルバムが、この「トリビュート・トゥ・サンダーバード」である。NHKでサンダーバードをリアルタイムに見て熱狂していた筆者としては、こういう企画モノには滅法弱く、アマゾンで衝動買いしてしまいますた。。。
(´ー`)у-〜

 さて内容であるが、全14曲、1時間以上もの作品が収録されている。ジャケット表面は渋谷駅前スクランブル交差点に、今まさに着陸しようとしているサンダーバード1号、裏面は浅草は雷門の前を通り過ぎるペネロープ号(FAB-1)という凝りよう。歌詞カードに掲載されている写真もすごいよ!東京タワー上空の5号、お台場のレインボーブリッジを通過する2号、秋葉原電気街から発射される3号、JR中央線を横に見ながら、お茶の水駅脇の神田川を航行する4号(なんで神田川なの?)、そして東京メトロ渋谷駅ホームに入らんとするジェットモグラ、、、といった具合。もうビョーキでつ・・・
ヽ(`Д´) ノ

 曲もなかなかカルトしている。いきなり中央線サブカルの教祖、みうらじゅん氏が、ハーモニカとギターの伴奏で、テーマ曲を歌いはじめたのには参った・・・他にも面白いミュージシャンが登場している。ジグジグ・スパトニックが出ていたのにはびっくり。このグループ、1986年に発売された「ラヴ・ミサイル」以降、全然目立たなかったので、てっきりもう解散してたのかと勝手に思ってたよ。しかし、約20年という時間を経て聞いたサンダーバードのテーマは、まんまジグジグしてる!もう、オジサン感動しちゃったよ・・・
(・∀・)

 サンダーバードのテーマを知らない人は、おそらく居ないであろう。このアルバムは、そういう意味で、誰にでも親しめるものだと思う。一方で、同じテーマの焼き直しで、聞き飽きる〜、といった意見もあるが、流して聴くにはちょうど良いのではと思う。ちょっと濃すぎるCDだけど、筆者オススメの一枚でつ!
ヽ(´ー`)ノ

トリビュート・トゥ・サンダーバード ジャケット裏面
浅草は雷門の前を走行する、ペネロープ専用車FAB-1。。。このアルバムの内容全てを、この絵が物語る、、、ってさっき書いたのと一緒の文章じゃん!
ヽ(´ー`)ノ

ジグジグ・スパトニック/ラヴ・ミサイル ジャケット表面
1986年発売のジグジグ・スパトニックのアルバム「ラヴ・ミサイル」ジャケット表面。当時、ラヴ・ミサイルF1-11というデビュー曲がヒットし、そこら中の「レコード店」で鳴っていたものだ。(当時はLPレコードが主流でした・・・)

 ところで、なんとも懐かしい名前が出てきてしまったので、ジグジグ・スパトニックについて、ちょっと書いちゃおう。このグループ、映画「マッド・マックス」のロード・ウォリアーズそのままのカッコウで登場した時も、かなり強烈であったが、特徴はなんといっても、その独特なサンプリングサウンド。まあ、人によってはワンパターンに感じられちゃうんだけど、結構特徴的な「ノリ」を持っていた。ヒット作でありデビュー曲でもある「ラヴ・ミサイルF1-11」は、1986年3月の全英チャート3位を獲得。しかし、その後はとんと消息を聞かなかったので、筆者はてっきり、スキャットマン・ジョンと同じく「一発屋」かと思ってしまっていたよ。。。
(´ヘ`;)

 まあ、当時そんなに過激なティーンだった彼らも、あれからもう20年も経過して、今頃はいい年のオッサンになってるんだろうねぇ。そして、実に久しぶりに聴いた彼らの曲が、このサンダーバードのトリビュートだったワケだ!スパトニックファンにとっては、必聴の一曲であろう!

合掌!

ジグジグ・スパトニック/ラヴ・ミサイル ジャケット裏面
2曲目の「アタリ・ベイビー」も、なかなか気に入っていた。因みに「アタリ」とは、あのゲーム機メーカーのATARIのこと。この名称の由来は、日本語の「当たり」から来ているそうである。へぇ〜〜〜〜。
( ̄〜 ̄)


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