Palmtop Computer Lightの正しい使用例!
Psion Series 5の横に置き、ディスプレイを照らしている場面。なんか、のどかだよな〜。豆電球ってのが良いんだろうね、きっと。。。
ヽ(´ー`)ノ


■Palmtop Computer Light (2005/08/31)

 とうとう8月も今日で終わっちゃうワケなのだが、そんなこととは全く関係無く、パームトップ系グッズの紹介である。Palmtop Computer Light!もう、これほどベタな商品名ってのも、そうは無いくらい、わかりやすい名称のグッズだ。DOS/V全盛時代の頃、かれこれ10年前に購入した、「小物系」である。当時、秋葉原にて全盛期のローマ帝国のような強大な存在だった某コンピュータ量販店にて購入(クイズ:○・ゾー○ミナ○)。

 一応解説すると、バックライト付きパームトップなど望む方が絶望的、っちゅーか、そもそもそういう物が「ほぼ」無かった時代に(あるこたぁあったけど)、暗くて見えにくい画面を、豆電球の柔らかい光で照らすという、ただそれだけのものである。同様の商品で、ノートパソコンの液晶上部に引っかけるようにして装着するバージョンも存在した。機能は単純であるが、細かい所まで良く出来ている。折り畳みスタンドのような構造になっていて、アームを起こすと自動的にライトが点灯したり、照射方向を微妙に変えられたり、アームの伸縮が自在だったりと、これはこれでなかなか使い勝手が良い。
(・∀・)

 因みに、外箱に当時の正札が付いていた。ナント!5,800円とある。高!高杉!ITバブル華やかなりし頃の製品だったんだよなぁ〜。

Palmtop Computer Lightの商品構成
ちょっと見づらいけど、本体、専用ケース、パソコン装着用の取り付けスタンドとマジックテープ、予備電球から構成される。

Palmtop Computer Ligh元箱裏面の解説
○・ゾー○ミナ○の「Paid」のシールが懐かしい!って、変なところで郷愁に浸る。

 本体は色々な付属品から構成される。ノートパソコン本体に装着するためのスタンドとマジックテープも付いてくるという親切設計。予備の電球は4個。うち、2個は「赤電球」である!なぜ赤なのか?という理由なのだが、元箱裏面にちゃんと記載されている。夜間の飛行機の操縦席等、暗い場所で作業しているような所で、例えば地図を見たりする場合、普通の電球では明るすぎて、目がくらんでしまう。よって、赤電球を使用することにより、これを防止するためなのだそうだ。細かい点だが良くできているよ!

 電源は単三乾電池4本。電球は6.2V、0.5Wという、日本では若干入手しづらいものを使っている。今だったらLED電球で、それこそ省エネで高輝度のライトを手軽に入手できるのだが、このグッズは豆電球を使用することにより、実に柔らかい光を照射することができ、これはこれで捨てがたい魅力がある。やっぱ、昔の製品ってのは良いもんだよなあ。。。

 (追記)
今回、写真撮影のモデル用パームトップ機として、Psion Series 5を引っ張り出してきた。いや実は、何か適当なマシンはないかと、パームトップ格納庫からランダムに取り出してきたのが、たまたまこのマシンだったということなんだけどね。。。8/4付けの本コラム「俺とPsion」にて、「Series 5以降のPsionには興味が無い」と書いた手前、なんでモデルとして使用するのか?といった声も聞こえてきそうである。正直なところ、Series 5には久しぶりに触った。このマシンは、1997年に出版した自称カルト本、「モバイルコンピューティング、手のひらサイズの端末入門」の校了直前、何としてでも取り上げたくて、札束握りしめて秋葉原に買いに行った思い出の品だ。既に廃人どもの予約で、在庫がほとんど無い状態であったが、Nifty Serveのカキコで、台数限定で入荷するという情報をゲトーし、残りの1台を購入してきたものである。こうして久しぶりにいじってみると、これはこれで良いものだ。惜しむらくは、結果的に「メジャー」になり過ぎてしまった、ということくらいか?
ヽ(´ー`)ノ

ノートパソコン装着用スタンドを付けたPalmtop Light
本体右側に延びるアームを、マジックテープでノートパソコンの底部に固定し使用する仕組み。

電池格納状況
単三乾電池4本を直列で使用するシンプルな設計である。

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