■ パームトップ・パソコンの往年の名機 ■

W.日本語環境の構築                          


(1) 日本語エディタPEDの入手                      

ATARI Portfolio は、MS-DOS 互換の OS を採用しているが、液晶表示が特殊仕様 
となっているため、Portfolio 専用の日本語エディタを導入しなくてはならない。
Portfolio で使用できる日本語エディタは、Madam Fatal 氏制作の簡易日本語エデ
ィタ PED(ペッド)の ATARI Portfolio 版のみである。Portfolio 自体が非常に 
古いマシンである上に、画面回りの仕様が IBM PC/AT コンパチではないことを考 
えれば、日本語エディタが存在すること事態かなり異常な事なのかもしれない。さ
て、その Portfolio 専用 PED は、この WEB サイトの             

「Atari Portfolio 関連ソフトウエアダウンロード」

のページからダウンロードできる他、Nifty-Serve の下記データライブラリにも登
録されている。                              


 ・ATARI Portfolio 専用日本語エディタ PED本体            
  Nifty Serve システムノートフォーラム(FSNOTE)            
  データライブラリ2番 フリーソフト・データ( 一般 )        
  293 番  PEDA0201.LZH  Portfolio日本語Editor V2          

PED を動作させるには、以下のファイルも必要となる。            

 ・恵梨沙フォント                              
  Hewlett-Packard PC users' Forum (FHPPC)                
  データライブラリ11番 日本語化プログラム              
  9 番  ELISA100.LZH   恵梨沙フォント Ver.1.00           

 ・かな漢字変換用辞書ファイル(JISHO.DIC、JISHO.IDX)          
  Hewlett-Packard PC users' Forum (FHPPC)                
  18 番  JISYO_L.LZH    JMEMO用辞書(大)              



(2) PEDの種類                             

Portfolio 専用日本語エディタ、PEDのアーカイブファイル(PEDA0201.LZH)に
は、下記3種類のバージョンの実行ファイルが格納されており、それぞれ使用する
環境に従って、どのバージョンを使用するかを選択する。           

 ・PED.EXE(ノーマル版PED)                   
 内蔵メモリが 128KB の Portfolio に、512KB 以上のメモリカードを実装した機
 種で使用するバージョン。起動時のシステムメモリは、約 80 KB 必要。    
 メモリカードには、辞書及びフォントファイルを格納する。         

 ・PEDR.EXE(高速RAMフォント版PED)             
 内蔵メモリを 512KB に改造した Portfolio 専用のバージョン。起動時のシステ
 ムメモリは、約 180KB 必要。辞書及びフォントファイルの格納用に、512KB 以 
 上のメモリカードが必要。このバージョンは、起動時にJIS第一水準のフォン
 トをメモリ上にロードするため、動作が高速である点が特徴となっている。  

 ・PEDMINI.EXE(軽量版PED)                  
 最も小型、軽量なバージョン。内蔵メモリが 128KB の Portfolio で動作する。
 辞書、フォント及びアプリケーション本体を、64KBのメモリカードに格納可
 能。起動時のシステムメモリは、約80KB必要。このバージョンは、JIS第
 一水準のみをサポートしており、かな漢字変換エンジンは、単漢字変換のみとな
 る。単漢字辞書はアーカイブに同梱されているため、別途辞書のダウンロードは
 不要である。                              

ここでは、内蔵メモリが 128KB の Portfolio に、64KB のメモリカードを実装し 
PEDMINI.EXEを導入する場合について、その方法を解説する。    



(3) PEDMINIの導入                         

(3-1) 必要なファイルの準備                        

Portfolio 専用日本語エディタ PEDA0201.LZH には、下記ファイルが格納されてい
る。                                   

 PEDR.EXE    :高速RAMフォント版PED本体             
 PED.EXE    :ノーマル版PED本体                  
 PED.MAN    :ドキュメントファイル                  
 PEDMINI.LZH  :軽量版PEDのアーカイブファイル            

PEDMINIを使用するには、PEDMINI.LZH を解凍する。PEDMINI.LZH を解凍す
ると、下記ファイルが得られる。                      

 PEDMINI.EXE   :軽量版PED本体                   
 PEDMINI.MAN   :軽量版PEDのマニュアル               
 JISYO_T.DIC   :単漢字辞書ファイル                  
 JISYO_T.IDX   :単漢字辞書インデックスファイル            
 FONT8CUT.EXE  :第一水準フォント作成プログラム            

PEDMINIに必要となるファイルは、以下の通り。            

 ・PEDMINI.EXE   :軽量版PED本体                  
 ・JISYO_T.DIC   :単漢字辞書ファイル                 
 ・JISYO_T.IDX   :単漢字辞書インデックスファイル           
 ・FONT8CUT.EXE  :第一水準フォント作成プログラム           
 ・ELISA100.FNT  :jmemo 用8ドット恵梨沙フォント           


(3-2) フォントの作成                           

軽量版 PED では、フォントファイル容量を削減するために、恵梨沙フォントの中 
で第一水準のみを切り出して使用する。フォント切り出しを行なうソフトウエアが
FONT8CUT.EXE である。まず、ディスクトップパソコンの適当なディレクトリに  

 font8cut.exe                              
 elisa100.fnt                              

の2個のファイルを置き、font8cut.exe を実行する。すると、elisa_s.fnt とい 
うファイルが生成される。このファイルが、JIS第一水準のみを切り出した恵梨
沙フォントファイルとなる。                        


(3-3) ファイルの転送                           

必要なファイルを、Aドライブとして認識されている Portfolio の 64KB メモリ 
カードに転送する。ディレクトリ構成は、下記の通りとなる。         

日本語エディタ PEDMINI のインストール状況

必要なファイルは総計 60KB 程度となり、Aドライブに 64KB の RAM カード中を 
使用した場合でも、プログラム全てを格納することが可能である。       



(3-4) PEDMINIの起動                        

PEDMINIの起動は、コマンドライン上から以下のように入力する。    

 PEDMINI <ファイル名>                     

なお、PEDMINIでは、起動時に 80KB 程度のシステムメモリが必要である。
PEDMINIを使用すれば、内蔵メモリが 128KB の Portfolio に、64KB のメ 
モリカードを実装した最小のハードウエアリソース環境で、日本語文書の作成、編
集が可能となる。                             

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