VIZA Razorスケーターのパッケージ

■VIZAキックボードを購入 (1999/12/31)

●1999年12月31日(金曜日)
 年末体調を崩して気がついてみたらもう大晦日である。早いものだ。

 さて、筆者はミーハーぢゃないと自負しているし、マイナーもしくはレアモノを好むタチだとも思っているのだが、このほど「VIZAキックボード」を購入してしまった。1ケ月くらい前から、繁華街でスケーターに乗っている人を良く見かけるようになってきたが、アレである。なんでも最近かなり人気が出てきているらしい。

 筆者が生まれ育ったた昭和30年代、現在巷で流行っているスケーターとほとんど同じもので良く遊んだものだ。当時のそれは、鉄板叩き出しの無骨なものであったが、現在販売されているスケーターはアルミ素材の良さを活かしたモダンなものとなっている。昔遊んだという記憶も手伝って、どうしてもこれが欲しくなってしまい、何軒かショップを捜し歩いていたのであるが、あいにくとどこも売り切れ状態であった。東急ハンズ新宿店なぞは、予約を受け付けているくらいである。そんな中、たまたま訪れた吉祥寺パルコ地下一階のミナミスポーツ店で2台入荷しているのを発見、1999年の大晦日に購入してしまった。


折りたたんだ状態のスケーター

折りたたみ機構メカ部のアップ

 保管時に小さく折りたたんだ本体は、極めて巧妙に出来ているメカのおかげで、簡単に伸張させることができる。慣れれば組み立てに1分もかからない。上記写真が、本製品の特許部分である折りたたみメカのアップ。左右についている2個のレバー操作でハンドルバーを固定している。

 ハンドルバーの高さは、任意の位置で調節が可能だ。またハンドルの握りの部分は簡単に取り外せるようになっているので、持ち運び時も横に広がることが無くかさばらない。このあたりは芸が細かいな。設計はアメリカだと思われるが、製造は中国。本体底面には「Made in China」のシールと1015の刻印があった。


スケーター使用時

ハンドルバーに付いているマーク

 スケーターのハンドルバー部分には、メーカーのレトロなシールが貼付されており、「VIZA MOTORS」と書かれてあった。ホームページアドレスも記 載されており、URLは http://www.viza.com となっている。

 平坦な場所であれば、結構使い勝手が良さそうだ。何よりも走って楽しいグッズだ。さっそくチンクェチェントの駐車場までの行き帰りに使用することにしよう。これならチンクェチェントの狭い後部座席に折りたたんで放り込んでおき、好きな場所で使うことができるから、なかなかオシャレで便利である。

 というわけで、今回が1900年代最後のFunkyDiaryとなってしまった。もうすぐ2000年ということで、いかなる問題が発生するのか、非常に気になるところだ。まあ、あと半世紀もすれば、「昔は2000年問題なんていうケッサクな出来事があってねぇ、それはもう国を挙げての大騒ぎだったのだよ。」なーんていう笑い話になってしまうのだろうけどね。。。

【2014年の追記】
今でも不思議なのだが、なぜ1999年にこのようなスケーターが流行ったのか?ブームというのはオソロシイものである。実際、この商品は大人気で、予約待ちしてまで購入するヒトが続出した。年配の人ならば、ローラースルーゴーゴーを思い出したのかも知れない。いずれにせよ、今日、このスケーターを街で見かけることは皆無だ。流行とは、ワケのワカラナイものである。




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