整備から戻ってきた500

■500、整備から戻る (1999/12/26)

●1999年12月26日(日曜日)
 去る11月28日に整備に出していた500が、約1ケ月振りに戻ってきた!例によって、ショップから突然メンテナンスが終わった連絡を受け、外出先から急遽ショップへ向かう。約1ケ月振りのご対面ということもあり、納車の時のように緊張してしまった。ショップの前には、納車の時と同じように、整備が完了した500が駐車していた。思わず記念撮影を行う。


整備から戻ってきた500

整備から戻ってきた500

 とりあえずエンジンの調子を体験するため、近所を運転。まず始動時であるが、非常にスムースだ。タイミングベルトを交換したため、エンジンはとても静かになり、アイドリング時の騒音も以前と比較して格段に低くなっている。回転が安定しているのがすぐにわかった。走り出してみると、加速がスムーズだ。これはタイミング調整が厳密に行われている証拠であろう。整備に出す前も絶好調だと思っていたのだが、整備後はさらに調子が良くなったようだ。大げさな表現であるが、別のエンジンのような気さえする。

 近所をドライブした後、整備内容についてお伺いした。まず、イグニッションコイルであるが、パンク寸前で液もれを起こしていたとのこと。これはブラジル製のBOSCH社の新品に交換してある。コンデンサーは、以前確保しておいた新品に交換した。ポイントは、若干使い込んでいるものの、まだ交換するには早いとのことで、現状のままである。走行中に右後輪から発していた異音は、ベアリングの劣化が原因だったそうで、今回新品に交換した。夜間走行中に「G」ランプが点灯してしまうのは、ダイナモのブラシが擦り減っていたためとのことで、これも交換。さらにスタータモータ部分も整備を加えている。サーモスタットは新品を装着。それに伴い、マウントのカバーも新調されていた。タイミングベルトは新品に交換。このおかげで、アイドリング時の騒音が激減した。

 ブレーキは、若干踏み込みが深くなっているが、これはマスターシリンダーのプッシュロッドが短いのが原因とのこと。今回は変えなかったが、来年あたり頃合を見計らって調整してもらうことになった。今回の整備で、大体目に付いたところは行ったため、しばらくは安心できそうだ。残りはウインカーリレーで、現在装着されているドイツ製のものは容量が小さく点滅間隔が長い。来年イタリア製のものが入荷したら交換する予定となっている。


約1ケ月ぶりに駐車場へ帰還した500

交換したイグニッションコイルとコンデンサ

 今まで使っていたイグニッションコイルは、1995年10月製造のLucos製(イギリス製)。モノは良いのだが、パンク寸前だったそうだ。底面には下記の刻印があった。

 B.Y.S.
 IIP12
 45334A
 10 95

 同じく今回交換したコンデンサは、これ以上無いくらいの無印製品。これはまだ使えると思われるが、念のため新品に交換しておいた。車を引き取りに行った時間が遅かったため、今日はドライブせずにそのままおとなしく駐車場に帰還する。これでやっと一安心だ。整備が完璧なので、今度はちょっと遠くまで足を伸ばしてみることにしよう。




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