信濃追分付近の廃車ヤード構内
解体されたエンジンの山

■信濃追分付近の廃車ヤード探訪 (1999/08/25)

●1999年08月25日(水曜日)
 信濃追分付近にある廃車ヤードを探訪する。この解体屋は、旧車専門雑誌「Old Timer」に掲載されたことがある、軽井沢近傍で唯一の解体屋である。あいにく雑誌には地図が掲載されていなかったため、電話で場所をお聞きして訪問した。

 廃車ヤードは、しなの追分鉄道沿線にある。ヤードは2ブロックに分かれており、かなり大規模な解体屋だ。事務所で見学の許可を得て、さっそく取材を行った。雑誌「Old Timer」にも記載されていたが、別荘地の解体屋にふさわしくヤードは整然としている。際立った旧車は見受けられなかったが、珍しい車もあり面白い。特に三菱スタリオンの廃車は、塗装が痛んでいる程度で極めて程度が良く、思わず欲しくなってしまった。ヤード内部は、車を積み上げている所、エンジンを外して集めてある所、廃材を積み上げている所など見所が多い。廃材の山や取り外したエンジンの山はデッドテク・アートの素材として利用できそうだ。廃材の山を目の前にして一言。

 「廃材を前にして、廃人、自らの将来を思う」

 メインヤード見学の後、少し離れたところにある第二ヤードの見学を行った。ここにはJAFの旧型牽引トレーラーや117クーペなどもあり、メインヤードよりももう少し古い車が積まれていた。

【2014年の追記】
別荘地にある廃車ヤードということで、雑誌にも取り上げられた解体屋さんである。周囲の景観に配慮してか、廃車の積み重ね方法が実に整然としている。印象的だったのは取り外されたエンジンが山のように堆積し、その頂上にポツンとワンボックスの廃車が載せられていたことだ。これがもし狙った演出だとしたら、大した才能である。

※このコンテンツは、本サイト「廃墟系」「信濃追分付近の廃車ヤード(1999年08月)」にも掲載されています。



信濃追分付近の廃車ヤード
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