波多 利朗の Funky Goods 1994年06月号


PC WAVE 1994年06月号 表紙


■1994年06月号:Funky Goods in 秋葉原 第3回        
 ジャンクでつくるIBM PC/XT <その2>           
 (PP106〜108掲載)                    

 Funky Goods in 秋葉原 連載の第3回目。ジャンクでつくる IBM PC/XTシ
リーズの2回目である。前回全く動作しなかったマザーボードのCPU(8086)
であったが、その後、秋葉で250円で購入してきたものに差し替え修理し、 
HDD等を接続して、バラックパソコンに仕立て上げるまでを掲載している。 
同時に、IBM PC/XTのボード上にあるDIPスイッチの設定方法についても、記
載している。                            

 余談だが、この記事が掲載された後、マザーボードを購入した秋葉原のジ
ャンク屋日米商事に行ったところ、店主と客が話しをしているところに遭遇
した。内容は、記事でとりあげていたIBM PC/XTのマザーボードについてで 
あり、ボード上のスイッチの設 定方法まで記載してあって、たいそう役に 
立つ連載が掲載されている、などと話していたので、ちょっと恥ずかしかっ
たりしたものだ。                          

 今回の記事で使用したHDDは、Seagate社のST-225(20MB)のもの。苦労し
たのは、HDD インターフェースカードであり、ST-225を接続できる適切なも
のが見つ からなかったため、アメリカの通販会社、JDRに発注して、XTバス
タイプのカードを購入した。(8-bit MFM Hard Disk Controller Card。  
約80$。)作成したマシンのHDDの平均シークタイムの測定も行っており、 
結果はナント!73msであった。                  

 この号の本誌特集記事は、「走り始めたPCIバス」であった。また、本
誌記事には、HP100LX の全バラ記事が掲載された。新製品情報には、カノー
プスの Power Window 928-II/VLB が掲載されている。まだまだVLバスも健 
在であった時代である。トピックスとしては、528MBを越える IDE ドライブ
や、IBM と Cyrix との、intel 互換チップ製造についての提携発表などが 
掲載されている。                          


・1994年06月号 Page1(P106)1994年06月号 Page2(P107)1994年06月号 Page3(P108)


(補記)                                 
 連載初期のジャンクパワー満開といった感じの記事。今読み返しても、ここまで
ジャンク道に走らせた情熱は何だったのだろうか?と自問してしまうくらい、熱い
記事になっている。もとより、誰かの役に立つような記事など、最初から想定して
いなかったということか?VLバス全盛、PCIはまだ高値の華。今これを書いている 
のが2003年の夏だから、ほんの10年近く前の話しである。。。。。       

 ところで、今号より本誌中央部の黄色いページが筆者連載の場所として確保され
た。また、ページの端には黒い帯も付加される。色物ライターだけに色付きページ
をあてがわれたのは判るが、この黒い帯については目的不明だ。ページ最後には、
魔夜峰夫先生の傑作「パタリロ!」の一こまが掲載されているが、これは編集部が
勝手にやったこと。著作者に了解を得てのことなのかどうなのか、さっぱりわから
ない。このあたりもかなりいい加減であった。                

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