■■■ BEAT ハードトップ ■■■




【ソフトトップ&ハードトップの比較】

今はもうソフトトップに戻してしまっているが、かつて波多利朗は自
車BEATにハードトップを装着していた。上の2枚の写真は、どちらも
波多利朗の BEAT である。筆者はBEAT購入時より、ハードトップを装
着することを計画していた。ハードトップを装着しているBEATオーナ
ーは滅多に見ない。これは、BEATという車自体が、そもそもオープン
エア・モータリングを楽しむために生まれてきたものであるから、当
然といえば当然かもしれない。しかし、筆者はハードトップにこだわ
った。確かにフルオープンで走る快感は、なかなか捨てがたいもので
あるのだが、それなりに体力を使う。また、いい年をしてフルオープ
ンカーに乗るのも何となく気恥ずかしい。しかし、一番の理由は、ハ
ードトップの方がデザイン的にかっちりとまとまっていると、その時
は思っていたからである。                   

上の写真は、ソフトトップのものが、1998年8月13日に、千葉県の小 
湊鉄道海士有木駅 で撮影したものであり、ハードトップは、同年11 
月15日に、京王多摩センターの駐車場で撮影したものだ。これを見る
と、ハードトップの方が後方視界が良く、まるで戦闘機のキャノピー
を思わせるシルエットとなっている。              

当時装着したハードトップはホンダツインカム製で、費用は取り付け
工賃を含んで15万円であった。取り付けは、1998年9月17日に、タイ 
ヤ館高島平店にて行った。当初、9月5日に取り付ける予定であったが
取り寄せたハードトップが、輸送中に破損していたため、返品すると
いうアクシデントが発生した。ハードトップ本体は FRP製であるため
強い衝撃を受けるとヒビが入ってしまう。なお、装着したホンダツイ
ンカム製ハードトップは、幌との併用はできない。ハードトップは、
幌を一旦完全に取り外した後で取り付ける。そのため装着には小一時
間程度の作業時間が必要だ。無限製のハードトップは幌と併用が可能
であるが、価格が24万6千円とべらぼうに高かったため、泣く泣くあ 
きらめた。                          

さて、その後ハードトップで2年近く走っていたのであるが、やはり 
オープントップの魅力に負けて、結局元に戻してしまった。まあ、い
わゆる若気の至りということで流しているが、潜在的には閉所恐怖症
の傾向があったのかもしれない。最近の考え方は、「ノーマル仕様が
一番!」。これに尽きる。別にハードトップが悪いというワケでは無
いが、結局BEATはオープンカーとして生まれてきたということを再認
識した「出費」であった。                   

ハードトップの BEAT

BACK

Copyright (C) Studio Pooh & Catty 1996- 2004